明治から大正の危機を救った大隈重信の功績

議会政治をつくる苦闘の道

鈴木荘一

定価:1,650円(税込)
ISBN978-4-7634-1113-6
C0021
発行:2023年10月10日
四六判並製  224頁

 

●内容紹介●
佐賀の大隈は、薩長の失敗をカバーして
西郷、大久保、木戸に次ぐ“第四の男”にのし上がった──

「民衆の大火事は、早稲田のポンプでしか消せない」
(長州の長老 三浦梧楼)

大隈重信の知られざる政治家生涯に迫る!


 

●目次●
第一章 英公使パークスとのキリシタン論争
第二章 西郷留守政府を支えた大隈重信
第三章 薩長に巴投げをかけた「明治十四年の政変」
第四章 第一次大隈重信内閣
第五章 日露戦争後の財政再建という難題
第六章 第二次大隈重信内閣の功績
第七章 元老山県有朋に潰された大隈内閣
補 論 大隈重信の無念

 

●著者紹介●
鈴木荘一(すずき・そういち)
1948年、東京に生まれる。近代史研究家。
1971年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。2001年退職し、以降歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として活動している。
著書に『明治維新の正体』『政府に尋問の筋これあり』(以上、毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』『日本征服を狙ったアメリカの「オレンジ計画」と大正天皇』(以上、かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)、『幕末の天才 徳川慶喜の孤独』『陸軍の横暴と闘った西園寺公望の失意』『昭和の宰相 近衛文麿の悲劇』『名将 山本五十六の絶望』(以上、勉誠出版)、『鎖国の正体』(柏書房)、『名将 乃木希典と帝国陸軍の陥穽』『西郷隆盛と大久保利通の明治維新』『平和の武将 徳川家康』(以上、さくら舎)などがある。

 

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