赤口の刃

原敬暗殺事件と中岡艮一

大橋義輝

定価:1,650円(税込)
ISBN978-4-7634-1101-3
C0036
発行:2021年9月10日
四六判並製  200頁

 

●内容紹介●
「平民宰相」の裏の顔と、襲撃犯の素顔──
交差する人間の不思議な“縁”が、日本の運命を変えた

100年前の東京駅。総理大臣・原敬は18歳の若者・中岡艮一の凶刃に倒れた。
史上最強との呼び声も高い平民宰相が運命の瞬間に至るまでの軌跡と、総理を襲った青年の屈託に満ちた日々。なぜ二つの人生は交わり、時代を動かす大事件となったのか──。

歴史の襞に隠された事実から浮かび上がる、新たな事件像


●目次●
プロローグ 「大正」と「令和」
第1章 原敬とその時代
第2章 交差する運命
第3章 原敬の足跡
第4章 理想と現実
第5章 「平民宰相」の素顔と裏の顔 
第6章 接近する運命
第7章 時代が動いた日
第8章 流転の人生
エピローグ 二人のいた場所で

 

●著者紹介●
大橋義輝(おおはし・よしてる)
ルポルタージュ作家。東京・小岩で生まれ育つ。明治大学(文芸学科)、米国サンノゼ州立大学(ジャーナリズム学科)、中国アモイ大学(中国語)、二松学舎大学(国文学科)等で学ぶ。元フジテレビ記者・プロデューサー。元週刊サンケイ記者。黒澤映画のエッセイ「私の黒澤明」で最優秀賞(夕刊フジ)。
著書に『おれの三島由紀夫』(不死鳥社)、『韓国天才少年の数奇な半生』『毒婦伝説』『消えた神父を追え!』『拳銃伝説──昭和史を撃ち抜いた一丁のモーゼルを追って』『紫式部“裏” 伝説──女流作家の隠された秘密』『アメリカと銃──銃と生きた4人のアメリカ人』(以上、共栄書房)、『「サザエさん」のないしょ話』(データハウス)。

 

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