ほんとうの教育をとりもどす

生きる力をはぐくむ授業への挑戦

前屋 毅

定価:1,650円(税込)
ISBN978-4-7634-1072-6
C0037
発行:2016年12月
四六判並製  192頁

 

●内容紹介●
誤解され、骨抜きにされた「ゆとり教育」
置き去りにされた本質を求めて模索する、
教師たちの奮闘

全国学力テストに代表される点数至上主義に流されず、本当の意味で子どもを成長させる授業を追い求める、教師たちの実践。
上意下達の教育行政に蹂躙されながら、理想を追って模索し続ける現場に迫る──


●目次●
第1章 「自ら学ぶ力」のために──犬山市の教育改革
第2章 「総合的な学習の時間」をめぐって――長野小学校に受け継がれる意志
第3章 終わりなき模索──伊那小の総合学習・総合活動
第4章 学習塾の手法導入と山村留学──北相木小学校の学校づくり
第5章 そこに、教員の情熱はあるか──東京都杉並区と佐賀県武雄市

 

●著者紹介●
前屋 毅(まえや・つよし)
フリージャーナリスト。1954年、鹿児島県生まれ。法政大学第二社会学部卒業。立花隆氏や田原総一郎氏の取材スタッフ、『週刊ポスト』記者を経てフリーに。経済、社会、教育の問題をテーマに取り組んでいる。著書に『シェア神話の崩壊』『グローバルスタンダードという妖怪』『洋上の達人──海上保安庁の研究』『学校が学習塾にのみこまれる日』『日本の小さな大企業』などがある。

 

 

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